2026年2月10日(火)

ドイツ・EUビジネスニュース

ドイツ12月輸出、前月比4.0%増の1,333億ユーロ

経済

ドイツ連邦統計局の発表によると、2025年12月の輸出額は1,333億ユーロとなり、前月比4.0%増、前年同月比2.7%増を記録しました。輸入額は1,162億ユーロで前月比1.4%増。貿易黒字は171億ユーロとなり、11月の136億ユーロから拡大しています。特に米国向け輸出が8.9%増、中国向けが10.7%増と好調でした。

ZEW景況感指数、4年ぶり高水準の59.6ポイント

経済

1月のZEW景況感指数は59.6ポイントを記録し、12月の45.8ポイントから大幅に上昇。2021年7月以来、約4年ぶりの高水準となりました。ZEWのアヒム・ヴァムバッハ所長は「2026年は転換点となる可能性がある」と述べつつも、持続的な成長には改革が必要と指摘しています。

ドイツ2025年GDP成長率、0.2%のプラス成長を記録

経済

ドイツ連邦統計局は、2025年のGDP成長率が0.2%だったと発表。2年連続のマイナス成長から脱却しました。輸入は物価調整後で3.6%増加し、特に財の輸入が5.1%増と大幅に伸びました。2026年は1.2%の成長が見込まれており、€5,000億規模のインフラ投資が経済を押し上げる見通しです。

EU AI法、2026年8月2日から本格適用開始

規制

EU AI法(人工知能規則)の包括的義務が2026年8月2日から適用されます。特に高リスクAIシステムに関する要件が重要となり、医療診断、採用支援、信用評価などに使用されるAIは厳格な適合性評価が必要です。日本企業もEU市場向け製品・サービスでAIを使用する場合は対応が求められます。

EU新包装規則、8月12日から適用開始

規制

EUの新包装規則が2026年8月12日から適用されます。包装のライフサイクル全体を規制し、製造業者、小売業者、オンラインストア、輸入業者、販売業者が遵守義務を負います。再利用・リサイクル要件の強化、過剰包装の制限、特定プラスチック包装の段階的廃止などが含まれます。

CBAM排出権取引フェーズ、1月より本格開始

通商

EUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)が2026年1月1日から最終段階である排出権取引フェーズに入りました。鉄鋼、セメント、アルミニウム、肥料、電力などの輸入者は、製品に含まれる炭素排出量に応じてCBAM証明書を購入する必要があります。日本企業のEU向け輸出にも影響が及ぶため、対応準備が急務です。

📊 経済指標サマリー

指標 最新値 前回値 評価
12月輸出額 €1,333億 €1,282億 ↑前月比+4.0%
12月貿易黒字 €171億 €136億 ↑拡大
ZEW景況感指数 59.6 45.8 ↑4年ぶり高水準
2025年GDP成長率 +0.2% -0.3%(2024年) ↑プラス転換

📅 今週の注目イベント

  • 2月12日(水):ECB議事録公開
  • 2月14日(金):ユーロ圏GDP速報値(2025年Q4)
  • 2月20日(木):ドイツ2025年貿易統計詳細版公開

※本ニュースは2026年2月10日時点の情報に基づいています。

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